ネットいじめ

インターネットの普及に伴いネットいじめという新しい問題が生じている。

ネットいじめは匿名性があるため、通常のいじめのように相手との物理的な力関係が軽視され、
その意味が薄れる。今までのいじめでは加害者側になると思われた「人気者」や「不良」も
ネットいじめの被害者になりえる可能性がある。

そのため、低い罪悪感でおもしろ半分に加勢しエンターテイメント化する特徴を持っている。
また、ネットは監視に欠け、いじめが横行しやすい。

直接的な対面がないため、相手の気持ちが通常のいじめ以上にわかりにくいという特性を持つ。
悪質なケースでは、標的を誹謗中傷するだけでなく、標的を特定して個人情報をネット上の
あちらこちらにばら撒き、さらにはネットの世界を飛び出して自宅や職場に直接嫌がらせする場合まである。

学校や職場における通常のいじめならば、登校拒否をしたり転職したりすることによって
直接的な被害から逃れることができる。

しかし、ネットいじめの場合はインターネットがこの世に存在し続ける限り、
そのような退避手段がないどころか、エスカレートしやすい。

また、検索エンジンで個人名での検索結果にネットいじめが現れる場合、転校先でもいじめにあったり、
転職活動で不利になったりするというケースも存在する

ネットいじめはインターネットというネットワークを通して広範囲にいじめが広がる可能性がある。

ネットいじめの巧妙性