ネットいじめの巧妙性

ネットいじめを行なう側はあらかじめ痕跡を消すために、
インターネットカフェやプロキシサーバー経由で書き込みを行なうことも多いため、
警察ですら書き込んだ人間の特定が難しいケースが多い。

そもそも管理者のいない掲示板で実名をあげた誹謗中傷が行われた場合、
削除を求めることが難しいのが現状である。

日本国外のホスティングプロバイダを使った場合は日本の法令が適用されないケースもあることから、
違法性の高い掲示板を日本国外のサーバーに置くことにより管理人の責任を免れようとする者も多く、
管理人が誰なのかすら判明しないこともある。

なお、この問題の性質上、悪質なサイトにアクセスしないように利用者が各自で
フィルタリングを行うのはネットいじめに関しては効果が薄い。

現時点でのインターネットに関する法規制はプロバイダ責任制限法以外に無いことから、
被害者の対応は非常に限られたものとなっている。

他にも、自分が知らない場所で悪口が書き込まれているかもしれないという恐怖心から、
自分に関するキーワードを検索サイトで検索し続ける被害者もおり、
そのような恐怖心を狙ったいじめの手口もある。

検索エンジンからの個人名での検索で容易に誹謗中傷が発見できるという
状況に対する規制も存在しないことから、検索結果に表示される内容についても
検索エンジン運営会社に対応を求めることは難しい。

ネットによる誹謗中傷、いじめの問題点ネットいじめ