ネットによる誹謗中傷、いじめの問題点

ネットを使った誹謗中傷、いじめなどの問題が深刻化している。

いじめの調査法の制度が変更となり実質上の初の調査となった2006年度は4883件の
ネットいじめが確認されている。しかし、この件数は氷山の一角に過ぎない。

ネットいじめは中傷等が目に見える形でネット上に記録されてしまうため、
いじめ被害者が癒されずに苦しみ続けるという性質を持つ。

特にウィキペディアなどのウィキを使用しているサイトや2ちゃんねるのような掲示板サイト
などは記録を半永久に保存し続けるというシステムを採用しており、
管理者が削除しない限り中傷などの記録(ログ)がいつまでも残り続けてしまうため、
ネットいじめの温床になっているのが事実である。

日本の場合、改名が簡単ではないため、一度、実名がインターネット上に流出すると、
長年苦しむことになりかねない。

またネットいじめは一度広まると、リアルの交友範囲から離れた他学校の生徒などにも
広がる傾向があり、問題を深刻化させているのである。

ネットいじめは通常のいじめよりも第三者に発覚しにくい。
このため、ネットいじめの被害者が突発的に自殺してしまった場合、
何が原因で自殺したのか遺族等には皆目見当もつかなくなるという危険性もはらんでいる。

ネットによる誹謗中傷ネットいじめの巧妙性